ネズミの関連情報
ネズミ（鼠または鼡）は、哺乳類ネズミ目（齧歯目）の数科の総称である。
ハツカネズミ、ドブネズミなど、1300種あるいは1065-1800種が含まれ、一大グループを形成している。
※テキストはWikipedia より引用しています。
昭和30年代前半の東京ではどぶねずみによる被害が多くみられていましたが、昭和39年頃から高層ビルが乱立する様になると東京でのねずみに対する状況は一変します。地面に穴を掘って巣を作り繁殖してきたどぶねずみの行動範囲は狭くなり、立体的に行動できるくまねずみによる被害が急増します。どぶねずみよりひと回り小さいのも侵入経路を複雑化させる要因となり、駆除し難い害獣として被害を拡大させていきます。東京の環境に応じて生き抜いてきたねずみですが、殺鼠剤への耐性を持つ個体の存在が確認されています。屋根裏を運動場とし、台所を餌場として深夜に徘徊し続けます。糞尿には食中毒の原因となるサルモネラ菌が含まれ、ダニも撒き散らします。くまねずみは警戒心が強く滅多な事では姿を見せず、侵入されている事に気が付かないまま数ヶ月も経過してしまう場合があります。台所の隅に黒い粒状の糞が落ちていたり、異臭のする場所が所々にある場合には被害に遭っていると考えた方が無難です。ねずみによる被害が確認されたら早急に対策をする必要があります。市販の殺鼠剤や粘着シートを基本としてねずみ駆除を試みていきます。通気口やエアコンの導入部、外壁や瓦の割れ目から侵入してくるので、わずかな隙間も全て塞ぐ事が必要です。超音波機器や忌避剤等の撃退グッズも多数販売されているので上手に利用すればねずみ駆除効果を発揮してくれます。効率的にねずみ駆除をするにはラットサインを見逃さない事です。糞が落ちている場所や体毛が付着している場所は通り道なので、出入り口も近くにある可能性が高いです。その様な場所に殺鼠剤や粘着シートを置く事で高い効果が得られます。自分で駆除するのには、それなりに手間がかかります。しかし時間をかけて根気良く続ければ、費用をそれ程かけずにねずみの居ない快適な環境を取戻す事ができます。更に食べ物の管理を徹底し、清掃と整理整頓をしておく事でねずみを寄せ付けない環境にする事も必要です。